さすがに大手新聞なども報じたね。これまでも各地で反原発・脱原発の集会・デモは継続的に行われていた。だが、マスメディアはほとんど無視し続けてきた。
その背景には、大広告主である電力会社などからの圧力に対する恐怖があるのは明らか。加えて、「反原発なんてニュースにならない」というメディアの軽薄な思い込みもあるのだろう。。
だが、そんなメディアも変わらざるをえない。その意味でも「3.11-Fukushima」の衝撃は大きい。この国の腐敗したメディアも、さすがに少しは動揺したようだ。
「原発廃止」渋谷で音楽デモ 首相の浜岡停止に評価の声Youtubeで眺めると、若い人々がたくさん集まっていて楽しそうだ。
福島第一原発の事故を受けて「原発廃止」を訴えるデモが7日、東京・渋谷を中心に行われた。東京・高円寺のグループがツイッターなどを通じて呼びかけたもので、約1万5千人(主催者発表)が集まった。
前日に菅直人首相が発表した浜岡原発の停止方針には、評価する声があがった。プラカードに「菅総理 他の原発もよろしく」と書いた港区の女性(40)は「稼働している原発はまだ多い。エネルギー政策の見直しをさらに進めるべきです」。主催者の一人、松本哉(はじめ)さん(36)は「各地で起きている『反原発』の声が浜岡停止の判断に影響しているはず。原発の廃止に向けこれからも声を上げ続ける」。
20代の参加者も目立った。デモは、トラックの荷台に乗り込んだバンドが隊列を先導するスタイル。仮装したグループも多く、お祭りムードで、友人に誘われて新宿区から来たという道脇由美さん(27)は「昔ながらのシュプレヒコールを繰り返すデモではなく音楽のデモだから参加しやすい」と話した。
[asahi.com(朝日新聞社):「原発廃止」渋谷で音楽デモ 首相の浜岡停止に評価の声 - 社会]
「原発!!、卒業!!」というチャント、「原発!!、ありがとう!!」という苦いジョーク、いまの若い子たちの優しさがよく表現されているようで可愛らしい。こういう感性はステキだよ。
わたしが信頼を寄せる知識人たちもデモに出ているようだ。
柄谷行人先生はお弟子さんたちといっしょに集会に参加している。4月24日の集会に翻っていた「長池評議会」の旗がネットにアップされていた(Lockerz.com .:. akiba's Photos -)。
私は、現状において、反原発のデモを拡大していくことが最重要であると考えます。したがって、当面、「長池講義」に代えて、抗議デモを行います。デモには「長池評議会」という名で参加します。皆さんの御参加を呼びかけます。 ──柄谷行人宮台真司先生も駆けつけて、スピーチしている。
[長池講義]
まったくその通りだよ。「いまさら止められない」といって戦争に突っ込んでいっていったん破滅したこの国。またまた「いまさら止められない」といって原発事故で破滅の縁まで行っちまった。
宮台先生のいうようにデモや集会だけでなく、原発推進論者の政治家を「落選させる運動」や日立、東芝、三菱重工などなどの原発関連企業に対する「ボイコット(不買運動)」なども広げていくべきだろう。
デモの中でマイクを握る若い女性が「原発をやめさせるために、何でもやる。自分たちの未来のために何でもやる」と決意を語っていた。
そうだ、その通りだよ。自分のできる範囲で何ができるか考え、小さなことからやっていきたいな。
